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[report]第二回 準備クラス

2015/12/29 公開

ローカルベンチャースクール第2回を開催しました。

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今回は「地域おこし協力隊」OBで、起業をして活躍するお二人のお話しを伺いました。
高松から眞鍋邦大さんにお越しいただき、そしてニューヨークからのネット回線で中継して渡邉健太さんの講義となりました。

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眞鍋さんは通称「ポン眞鍋」、ポンさんと呼ばれています。
小豆島町での地域おこし協力隊を経て、現在は高松市を拠点に、『四国食べる通信』ほか、主に四国の魅力を伝える活動をされています。

そもそも地域おこし協力隊員になったきっかけが少し変わっています。眞鍋さんはすでに小豆島への移住が決まって、株式会社459という会社も起業したばかりでした。実際に移住を控えた時に、市長に対して島にもっと若い人を集めるため、地域おこし協力隊制度を活用してはどうかと提案する機会があったそうです。最初は自分が隊員になるつもりはなかったそうですが、結果的に自分自身が隊員の第一号としてその制度を利用することになったのだそうです。自治体への逆提案という方法もありなんです。

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だれも知り合いのいなかった地域に何度も通い、最初はほんのわずかな手がかりから、自分のやりたいことや想いを伝えるうちに、次第にたくさんの人と知り合うようになり、理解者を増やし、最後は市長に提案できるまでになったということです。いろいろな縁が重なったとも思いますが、行動したからこその結果なのでしょう。

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眞鍋さんの行動力は、こんな信念に支えられているようです。
・やると決めたら、とにかくやる。誰になんと言われても、あとから祝福されるように努力をする。
・その時、できるかできないかは考えない。できない理由はいっぱいあるから、やるかやらないか。
・そして小さな成功体験を積み重ねていくこと。
「田舎にはパワーポイントはいらない、パワーが必要」という言葉にも、この行動主義があらわれています。

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「小豆島のギフト」「島の寺子屋教室」「コミュニティハウス(ポンカフェ)」など、
地域おこし協力隊ではおもに3つのことを実現した眞鍋さんですが、テーマは一貫して「これまでにあるものを、これまでにない形で伝えて、島と町と都会を繋ぐ」ということ。
そしてその他にも様々な活動をしていますが、多種多様な困りごとを解決しながら横展開して自分の仕事にする、というのが田舎での仕事の作りかたの秘訣だそうです。

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地域おこしは目的ではなく結果。自分のために活動して、結果的に地域おこしに繋がればいい。
「想いをかたちに志を行動に」だからこそ、積極的に行動し道が開けのだということです。

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熱いポンさんのお話しの後は、ニューヨークから渡邉さんのお話しを伺いました。

渡邉さんは2012年7月から徳島上板町の地域おこし協力隊として活動し、現在BUAISOU.という藍染めブランドを立ち上げ、徳島とニューヨークに拠点をもって活動されています。

渡邉さんは東京で貿易関係のサラリーマンをしていて、休日に藍染めの体験工房に足を運んだきっかけで、藍染めの魅力に引き込まれ、藍染めに関わる仕事をしようと決心したそうです。
地域おこし協力隊に応募したのはたまたま見つけたからだそうで、着任するまでは制度についてほとんど知らずに入ったそうです。

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1年目は藍作に従事し、2年目からは体験施設の運営やPRがミッションでした。
とにかく最初の1年間は地域との関係づくり、地域にとけ込んでいくことに注力したそうです。
役場の方も地域おこし協力隊の受入れははじめてだったそうで、最初はとにかく自分たちで考えて動くしかなかったそうです。そんな状況も逆に考えると何でもできるということだと前向きに捉えて、着任1ヶ月を経た頃に副業ができるように交渉し、認めてもらいました。
そこから時間外を活用して、自分たちのアイデアを試作をしたり、展示を企画するなど、自主的に発信をはじめたそうです。

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そうやって活動していくとしだいに注目を集め、役場に問い合わせが来たり、取材が来ることで、逆に役場の人が歩み寄ってきてくれたとのこと。着任して1年半くらいのことだそうです。地元の人が活動を知ってくれるようになって、評価を積み上げていくことで、認められていきました。こうした変化は、町に残ってナリワイにしていこうとするきっかけになったといいます。

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また渡邉さんには同期でもうひとり協力隊の仲間がいました。現在もBUAISOU.のメンバーとして一緒に活動しますが、そうした仲間がいたからこそ、困難な状況にあっても前向きに乗り切っていけたと言います。地域に入った時には、やはりひとりよりも仲間がいた方がはるかに良い状況を作り出せるというのは、間違いないようです。

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第2回目もかなり濃い内容の話を聞くことができました。地域で起業するには、自分がやりたいという強い想いと、行動することが何より大事です。そして良い仲間を見つけましょう。

次回は2016年1月16日、自治体からのプレゼンテーションと意見交換を行います。

【関連リンク】
四国食べる通信 http://taberu.me/shikoku/
BUAISOU. http://www.buaisou-i.com

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