事業計画書を作る際のポイントと資金調達

事業計画書を作ると何が変わるの?

企業が資金調達をする方法は限られています。それは銀行や投資家たちからお金を調達する「他人資本」、株式発行などで資金調達を行う「自己資本」です。

 

このうち、自己資本は自分だけもしくは株主から資金調達をするため返済の義務はありません。投資家が出資をする場合についても自己資本に当たるので融資で調達したものとは異なり返済義務はありませんね。劣後債のような自己資本に見なせる借入もありますが、それは例外ですね・・・

他人資本では、その名の通り他人のお金を使って事業運営を行い、利益をあげ借りてきたものに利息を付けて返すというものです。

 

上記にあげたように資金を調達する手段はいくつもあります。では、そのお金を貸す側はどのような人にお金を貸したいでしょうか?

 

答えは、自分から見てお金が絶対に返ってくる人や大きく増えて帰ってくる人ですよね。

つまりリスクよりも大きなリターンを望んでいるということになります。

もし、あなたがお金を貸す、投資する側の人間だとしたら、俺はできるんです!と大声を張り上げるだけの人とプレゼンテーションをして目に見える形で成長を示してくれる人どちらに投資しますか?

 

簡単ですよね。後者です。

 

つまり、この後者が使った「武器」に当たるプレゼンテーションおよび資料が事業計画書に当たるわけです。

 

事業計画書では、社内だけではなく社外の人に自分たちの事業の可能性や社長が考えている未来を伝える力があります。目先の資金調達だけでなく、同じ視点に立って物事を考えてほしい人にはぜひ見てもらうべき書類なのです。

事業計画書とは?どんな役割があるのか

事業計画書という言葉を聞いたことがある人は多いと思います、ことさら経営者の方ならば聞いたことが無い方はいないでしょう。

 

ただ、起業を志す人も既に会社経営をされている方もどちらもなのですが、事業計画書を作成していますか?

 

「聞いたことはあるけど、すべて自分の頭の中にあるから問題ない」

とか

「事業計画書って資金繰りが悪化したときや資金調達をしたいときに作るものでしょ。うちは順調に回っているからそんなものを作る必要性はないよ」

とか

色々な声が聞こえてきそうですね。実際に事業計画書は必要ないのでしょうか?

 

答えは、どんな会社でも必要です。上場企業でさえ短期的な事業計画や中・長期的な事業計画を掲げているんですよ?基本的にはどんな状態の会社でも作るべきなのです。

 

そもそも、事業計画書は創業者、経営者、会社の夢やこうありたい、こうなっていきたいという目標やビジョンを実現するためのプロセスを対外的(会社内の従業員、銀行、株主、自分自身でさえも)に周知するものです。

実際に事業計画の無い会社で従業員は社長と同じ方向性を向いて仕事をこなすことができるでしょうか?

経営者の方は「事業計画書がなくても伝わっている」とか「よく話しているから問題ない」なんて思っていませんか?どこまで従業員が理解しているか話してみるといいかもしれません。

きっと自分たちがどの方向を向いて何をしていけばいいのか自主的に考えるような人はいないでしょう。事業計画書は従業員に自主性を持たせ、会社はこう動くから自分たちはこう行動しなければならないなどと考動するために必要な書類なのです。

理想的な事業計画書とは?

では、理想的な事業計画というものはどんなものでしょうか?

創業者や起業家が作る事業計画書は大体がバラ色の計画書になっています。
銀行やベンチャーキャピタル、コンサルティング会社はその草案の実現可能性を探り、大体はあまり充てにしないか、大幅に事業計画地にストレスをかけて調整を行います。

では、事業計画書の作成理由とはなんでしょうか?

社内統制や社内での共通ビジョンのためでしょうか?それであれば、大きな計画を作った方がやる気がでる社員もいるかもしれません。ですが、一般的には実現できそうな計画の方がやる気を出す社員は多いのかもしれません。
また、もしこの事業計画書が資金調達を目的の1つにおいているのであれば、充てにされなかったりストレスをかけてみられるのは目的を達成するうえでマイナスにしかなりませんよね?

では銀行やベンチャーキャピタル、コンサルティング会社から資金を調達するにはどのような事業計画書を作成すればよいと思いますか?

答えは、実現妥当性のある地に足の着いた計画です。

・・・いうのは簡単ですが、実践するのは難しいですよね笑

では、1つ1つ気を付けるべきポイントをあげていきましょう。

1つ1つ積み重ねていけば大きな壁で何をどうすれば良いのかわからなかった事業計画も良いものが完成できます。

●ぼんやりとした将来の成功イメージしか描けていないのではありませんか?もしくは、全く将来のイメージが描ていないことはありませんか?
●数字や辻褄はあっていますか?または、過去の積み上げの数字だけを合わせていませんか?企業努力や市場変化を想定していますか?

●成功のためのポリシーや信念がありますか?

●他社と比較し何が優位で何が劣っていますか?その弱点を克服する何かはありますか?

●過去の栄華にすがっていませんか?根底にあって変わらないものと変化の兆しのある数値は見逃してはいけません。

過去が良くても今は刻々と変化していってます。伝統といって変化から遠ざかるだけでは市場とミスマッチが起こっているかもしれません

 

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